子供の頃から事実としては、知っていましたが、死を本当の意味で実感したのは、30代になって、母が死んだ時です。
それまで、身近な人間の死に接する事もなく、お葬式には出ても火葬場まで行った事はありませんでした。
初めて火葬場まで行き、焼かれた骨を見て、ショックのあまり倒れてしまいました。
人は、最後はこうやって骨だけになるんだと実感しました。
それ以来、何度か身近な親族の骨を拾いましたが、慣れてしまったというか、
だんだん私も最後は、こうして骨だけになって...と受け入れられるようになり、死が自然な姿として、とらえられるようになりました。
===補足===
「死」という概念を知ったのは、4才頃だと思います。
「死ぬってどういう事?」「死んだら人はどうなるの?」と親にしつこく聞いて、
しばらくはあれこれ自分で考えていたように思います。
もしかしたら、3才頃から知っていたのかもしれませんが、記憶がない...