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質問

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離婚において、完全に有責の側が依頼した弁護士というのは、いかに慰謝料・養育費を払わずに済ませるか、踏み倒す方法、というのを依頼人に伝授するのですか?
具体的にどういったことをするのでしょうか?

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2009-09-24 05:22:44
  • 0

私は弁護士ではありませんが、法学部出身です。
時々、この様な勘違いをされている方にお会いしますが、その度に悲しくなります。

この思考で相手側の弁護士を考えた場合、
コッチは被害者なんだから、出来るだけ多くのお金をブン取って、
慰謝料だろうと養育費だろうと名目はナンデモ良いから
多くお金を取る方法を伝授するのが仕事ですか?

弁護士の仕事は、依頼人の権利を守る事です。

裁判なのか調停なのか他の方法なのか分かりませんが、
法律の枠の中で意見を主張し、状況を考え、結論を導きます。

もし、協議で弁護士通しの話し合いなら
それぞれ双方の代理人として方に沿って話し合い、過去の例なども踏まえ、
妥当(正当)な解決を模索します。
その際、
お互いに依頼者の権利が損なわれない様にチェックするのも弁護士の仕事です。

例えば裁判なら、
依頼人から資料などを受け取り検討し、話を聴いて、
正当な依頼人の権利を主張するのが仕事です。

さてこの場合、
養育費は子供の為のものですので、踏み倒せる訳無いでしょう。
相手に精神的苦痛を与えたとするなら、慰謝料を渡すのは当然でしょう。
財産分与もあります。

結婚年数や財産状況に応じて計算方法があります。
慰謝料も、過去の判例と照らし合わせるなどで、およその金額は想像出来ます。

依頼人の権利を守り、
トラブルについて、法に照らし合わせて正しい解決方法を模索し処理するのが
弁護士の仕事です。

  • 回答者:ヤクザさんじゃないんだから・・・ (質問から1日後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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