完全な素人ですので正しかったのかどうかは言い切れませんが、うちの息子がうつ病で苦しんでいた間の対処をご紹介しますね。
これでよくなったかも、やはり不明ですが
とにかく息子は10年の歳月を経てうつから開放され現在は安月給ではありますがおくればせながら人並みに会社へ毎日普通に行き、サラリーマンとして働けていますし
結婚もできました。
まだ、不安を抱えているようで自分から出て行こうとしないのと、嫁がとても人間のできている暖かな思いやりのある子で、誰にでもいつでもそうなのですが自分はさておき一番に人のことを先に思う性格であり息子を支える姿勢のおかげで、いまだ狭い我が家で同居しながら二世代で暮らしています。
この、嫁の力で息子は現在あると思うのです。
質問者さんのお宅と同じくうちでも家族は翻弄され苦しみました。
病院はいくつ渡り歩いたことか。
結局は、周りにいっしょにいる人間がどこまで受け入れるか、いえ、100パーセント受け入れて支えるという「強い心」でもって深い愛情で支え、うつ病にかかっている人を守るかだと私は思いました。
そこに、加えて薬もきちんと服用するとよいというかんじでしょうか。
100パーセント本気で受け入れ、どんと受けとめる人としての本当の意味での究極の強さが必要です。
ひとりががんばっていては、いつかその人が倒れます。
うちの場合は幸運なことに息子が出会った彼女がまるで女神のように強く清い心を持つ人だったこと、これにつきますが
この嫁が私のパートナーとして息子を一緒に支えて治したいと申し出てくれたとき
私は治癒の光を見ました。
質問者さんの場合、ご家族の中でやるしかないとすれば、やはりあなたひとりが向き合おうとしてがんばると、どんなに強い気持ちと暖かさをもっていても途切れる瞬間もでてきますので
家族のみなさんで心をひとつにしてサポートしあう姿勢が必然となると思います。
嫁も、とても真剣に、そして強い子ですがひとりじゃだめだと理解していて、その理解しているというひとりじゃがんばれないと思っている自覚自体が成功へ導くことの重要な中身だとも思います。
うつの人が、たとえば、弱音を吐くとき、八つ当たりをしたときなどですが
そういうときは、やるだけやらせておき、疲れて終わるまで見守り
理由は尋ねずに、「つらいんだね」といい相手が話し出すと「そっか~そりゃつらいわ。
わかるだなんていえないけど、わかるような気もするなぁ」と断定的ではない表現で前面肯定、察したような言葉だけを
*短く*やさしく*ゆったりと話します。
また、考えを訴えることがあるとき、むちゃくちゃなことをいっていたり、それはそんなkとしてると否定されるよと思うようなことを言い出しても
「うわ~それいやだよねー」と完全に肯定します。
うつ病の人は、「考え方などの主張に対して味方がほしい」
「自分の存在価値や能力を、自分での評価と同等に他者に認めてもらいたい」
「自分をわかってほしい」のです。
こういう性格という背景がうつ病になる前提としてあります。性格という人間の根底にあるものに起因する病気なので、治すのは困難です。
しかし、反面デリケートである分、人の反応にも細やかに反応をしてくるので対応の仕方で楽にさせ、驚くほど収まるときがあるのも事実です。
この長い長い対応の繰り返しを接する間は100パーセント続けることで
相手もちゃんと周りが気遣ってくれているのは知っているので愛情関係を大切に思いますし
感謝の気持ちが芽生えると同時に「申し訳ない」と思い、自分を否定することではない、自分の否を認識するという反省という大切な気持ちが生まれます。
うつ病の人に説教したりという「否定」するのは逆効果で、いけないことであります。
しかし、自分の中にある欠点を見つめて自分から改善していこうという気持ちから起きた自分の否を認め受け止めることを無くして
性格病であるうつは治りません。
あせったり疲れたりして他者が説教をしてわからせようとすると病気が重症化するので
結局は本人も家族も余計につらい状態へいくことになるので
気長に、本当に長い年月をかけていくつもりで向き合うしかないとつくづく思っております。
今でもまだ息子は定期的に病院へ行き、薬をのみながらですが
なんら健康な人と変わりないような生活はできてはいます。
本当に家族はつらいです。腹がたつことも、とっても多いです。
こういうといけないかもしれないですが、本人よりつらいかもしれないです。
しかし、今以上さらにつらい状態へいくよりはマシだと割りきって対応するしかないと思います。
===補足===
切実なご返信、何度も何度も読み返し涙がでてきました。
長くsooda!を使っていますが、補足機能が一度しか使えないことを今ほど歯がゆく感じることはありません。できればポイントはなくていからつけない状態=削除して再度回答できる状態にして置いていてくれたら・・と先に書いとけばよかったです。
なるほど、わがままが高じて(お身内のことを、ごめんなさい)病気へと移行していかれたのですね。
うつ病は、世で言われる一般的な要因では「神経質で精神的にもろく、しかし自責の念が強い人が、苦しんでなる、しかし、自責の念が強く自分を攻めるという責任感に反して依頼心が強くひとりではいられない虚弱な精神の人=タイプA性質といいます がフラストレーションの末路として回復できず陥る精神的な病理状態をいいます。
こう聞けば、いかにも見た目も律儀でおとなしく謙虚な行動をする人を想像しますよね?
でも、そうとばかりではありません。
うちの子の場合でも、表面はおとなしくやさしく気遣いの見本のような子で、パッと見た周りからの印象は、とてもよい人には見え、とても「わがまま」な人だとは見えませんが
それはどうなんでしょうか?
あなたのお身内のようにあからさまにわがままだと見える人よりも、実はうちの子のような見た目はよく見える人間のほうが本当のわがままであり、是が非でも自己正当化する意思が強いとんでもない否を認めぬ人間ではないでしょうか?
わがままで、それに対して従順に接してきたあなたの態度のせいでそうなってしまったと誤解してはいけないです。
絶対に違います。あなたがどうしてきたか、周りがどうしてきた、甘やかした、いじめたなど
そういう「経験」でうつ病になることは無いです。
白状すると私は病院ではありませんが、某施設に勤める心理療法士なんですが、
うつ病というのは、経験がひきがねになるとか、発病の原因だとかいう質の体験性病理現象ではありません。
本質的な本人の持っている要因が原因であり、どんなに苦労したりつらい目にあおうとならないタイプBの性質の人間はなりません。
つらい体験を理由にしたがるのは、病気でない人でもみなそうです。
たとえば、車をこすったりぶつけて修理をするとき
言っても効果がないとわかりしょうがないときにでもかならず、人は自分がやったとはいいませんし、
極端な話、犯罪者も「あのときこういう言い方をされなかったらしなくて済んだのに」「運が悪かった」などと必ず言う、それの心理と同じです。
だから、周りにいる患者と接する方は、自分の過去を責めたり気にすることは必要ありませんし、つらいだけ無意味、
そして、自責の念やストレスから、
それこそこちらが本当に”うつ病様症状である精神的疾患”にかかってしまいます。
彼女の場合は、うつ病と診断されているのですよね。すると、あなたたちの接してきた感じからそうなっていったのではありません。
あなたは、きっと、甘やかしのような「同意」をしてきたことを気にされていると思うのですが
(勝手にすみません。会話できないので想像であてどをつけるしかないので)
それだとすれば大間違いです。
うつ病だとはっきりしているのなら、迷わず「同意」「癒し」「共感」の態度を通してください。
いままでもそうしてきたおつもりであるようですが
その、やりかたを見ていないので難しいのです。できたら電話でもいいからお話を会話でしたかったです。
共感する、同意する、100パー味方である、といっても、
しゃべり方、表情、相手が満足するまで訴えを話し終わるまで待っているか、
制止していないかも問題です。
いったん途切れても、まだ吐き出していなくて5~6分後にぶりかえすこともありますので
そこは、実際に触れているときに様子を観察して加減をみなければならないです。
吐き出し終えて疲れ果てたときにタイミングよく「たいへんなんだ~ほんと!そりゃひどいよねーー」と共感するだけにして、意見やアドバイスは求めてきたときにだけ
簡略にやさしい真顔で答えます。ついつい長くなると、うつ病の患者は長話が理解できず
きていませんし、説教されたと誤解します。
(3分言語伝達・3行文の定義)←これいじょう聞く・読む根気が症状のために無い
私など、本職であり他人にはできることが肝心な息子に対して、妙な自信と、身内ということでの変な甘えから何もなっていない状態で、病気に気づいたこと自体がものすごく遅かったというお粗末な経路をたどりましたし
本当にうつ病との戦いは大変困難だと思っております。
しかし、服薬と周りの根性、先に述べた、本人の周りの努力による自発的な自己認識とがうまくかみ合うときは必ず来ると信じてがんばれとはいいません、耐えてください。
ぶちきれたくなるのは、本職の私でも何度もあった、なんで自分が我慢?という・・。
しかし、キレたら、相手が悪化しますし、今よりさらに自分もつらくなるし
なんとか治せればと思って、ひたすら耐える時期が続くことに必ず有意義な結果がついてくると信じて、10年かかるさ、気長にいこうという構えでいてください。
会話ができず、見られないので歯がゆいですが、かげながら精一杯応援します。
とりあえず、むずかしかもしれませんが、夜は病院で処方してもらい薬などでぐっすり眠る、自分が目を話している間のことは気にしても何もできようもなく知らなければ知らないで済むんだい!というぐらいの構えでしらんふりして忘れることで
ご自身の休息タイムを大切にしてくださいね。
仲間はたくさんいます。
そういうサークルに入って(詐欺にかからないように公共機関を通して調べる)癒しを求める、仲間を得るというところからも解決の糸口をつかめるかもしれないですね。
あなたさまも、お心お疲れのようですね、お大事になさってくださいね^^
あなたはひとりじゃない、ひとりになってがんばらないでね。
- 回答者:ベストパートナー (質問から51分後)
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