国民感情としては当然ですし、私も全面的に賛成です。
しかし原子力発電自体いくら巨大企業だといっても、一企業で完全に管理でき代物ではないと思います。導入に当たっては、当然国策として推進してきたものです。
昭和36年に「原子力損害の賠償に関する法律」も施行され、その中に天災等の場合は企業責任だけではないと定めています。損害賠償責任保険にも加入しています。
ならば今回は、主たる要因は天災であるとしても、過去の原発事故などに照らして東電の責任はないかと云うとかなり否定的で、明らかに善意の管理義務に大きく違反していると思う。
当時の政権与党自民党と東京電力のきわめて甘い関係が背後にあったのではないかと思えてならない。こんな甘い対応を是認したことにより、東電の対応が甘かったと云っても過言ではないと思う。
我々の血税を投入などとんでもない。先ず歴代の役員連中、次に社員などが身を削って対応して欲しい。と現在は思っている。