天然記念物ではないので許可を取る必要はなく、飼う事は可能ですが、ペットにするのはちょっと・・・。
岩手県の北山崎のうみねこは塩分の効いたかもめのパン、伊豆の方のうみねこはかっぱえびせんを餌にしてましたね。
伊豆の方はウミネコじゃなくてかもめだったかもしれませんが、餌としてはかっぱえびせんみたいなものになるでしょう。
ただ渡り鳥なんで、どこでどうやって捕まえてくるかが問題ですねぇ。
ロシアのウミネコは中国へ南下するものが多いですが、日本のウミネコは日本では周年生息(留鳥)します。
冬季になると北海道や本州北部の繁殖する個体群は南下する個体が多いですね。
つまり1年中日本に滞在しているウミネコちゃんがほとんどだけれど、中には岩手県辺りから、伊豆辺りで越冬しちゃう奴らもいるっていう事です。
どちらかと言うと寒いところを好む鳥です。
ただし、今話題の女川原発のある女川町や酒田市(山形県)のウミネコの繁殖地はその土地が天然記念物に指定されているので、女川とか酒田辺りで捕まえてきちゃだめですよ。
それと国立公園内のものを取ってくるのも不可(例え落ち葉ですら勝手に持ってきたら罰せられます)なので、捕獲するにはよっぽど注意が必要です。
だからと言ってペットショップで売っているのは見たことないですしねぇ。
水族館とかで飼っているモノは、許可を得て捕獲して飼っているんでしょう。
いくら可愛いからと言っても辞めた方がいいかもしれませんね。
うみねこに合わせて北に引っ越したり、冬は南の町に住む事が出来るのならば、可能でしょうが。
ウミネコに合わせて引っ越し出来ますか?別に日本国内の引っ越しで大丈夫でしょう。
渡り鳥とは言え、日本国内に住みついているうみねこもいる訳ですから、外国へ引っ越す必要はないでしょうね。
それが出来るのなら、飼って下さい、それが無理なら辞めて下さい。