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質問

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障害のある子供の学校について。

まず最初に
現在の日本では実現は難しいと分かった上で投稿します。
あくまで、理想。

今では障害の名前がつくようになり、
昔は普通級で学んでいた程度の子供でも、
支援級等に在籍するようになったという印象が、あります。

障害のある子供が普通級で過ごすのは本人がつらい、しんどいというのはもっともで、
楽しみながら学校に通うこと、
少しでも本人のやりたいこと、できることを尊重するために、
支援学校や支援級に通わせることは大切だと思います。

でも‥

小学校のうちから、障害のある子供と接点なく過ごしてきた健常な子どもはどうでしょうか。

世の中には障害のある人がいること、
その人と過ごすには、何が必要なのか?
障害者に出会った時、どうしたらいいのか?
そういったことを学べずに、
大人になるということではないのか?
と、考えることがあります。

学校生活のなかで、
障害のある人と一緒にお互いがわかりあって、手助けしながら、
障害のある人もそうでない人も、
気持ちよくすごせるよう
生きていくことを学んでいくことが
将来を見据えた、本当の意味での
「障害者支援」になるのではないか?と。

息子を支援学校に行かせることを考える中で、
障害があるにもかかわらず
自然に接し、手助けしてくれた
保育園のお友達を見ていると
障害児を隔離することが
本当に本人のためなのか
わからなくなってしまいました。

みなさまは、どう思いますか?

  • 質問者:あや
  • 質問日時:2016-06-09 17:10:54
  • 0

>現在の日本では実現は難しいと分かった上で投稿します。
>あくまで、理想。

私もそう思います。その上で、一般男性の私見です。

まず初めに、障害者児童には、その障害の種類や程度の差があると思います。
明らかに障害があっても、一般で受け入れられる障害及び程度であれば
双方に利得があると思います。

しかしそうであっても受け入れ側は大変だと思います。
精神を病まないか心配に思います。
一般学級に居る軽度の障害者を支援する人(先生・同級生)を支援する体制づくりを
急ぐ必要があると思います。まずはそれからではないかと思います。

>そういったことを学べずに、大人になるということではないのか?

子供が学校ですべてを学ぶ必要があるとは思いません。よって
障害児隔離が社会についての学習機会を奪っている措置とは思いません。

また幼稚園・保育園の時期と同じに
一般の学級の健常者の子供に負担を望むのはどうかと思います。
大人でも大変な障害者対応を多感な時期の子供に負担させることは
むしろ健常者の健全な学校生活を送る権利を奪いかねない事だと私は思います。

>将来を見据えた、本当の意味での「障害者支援」になるのではないか?と。

障害者支援は現在、障害者の権利だけを尊重しているように思います。
直接支援せざるを得ない人、支援したい人を十分に保障してはいません。
(やっと軽度障害者受け入れを義務化された企業での一部対応はありますが)

障害者への対応は、障害の種類、程度により身内や親でも大変な対応になるかと思います。
将来を見据えるのであれば、支援者への保障がクローズアップされる
必要があると思います。
また、その対象が生徒にまで及ぶ学校では難しいと思います。
要は受け皿としては学校はリスクが高く、お互いに傷つくだけだと思います。
いじめの問題が解決できない現代において、質問者様がおっしゃるように
理想は理想だと思います。

>障害児を隔離することが本当に本人のためなのかわからなくなってしまいました。

現時点では、十分に育ってからしか障害や社会に向かい合う事は、
本人自体難しいかと思います。

===補足===
読んでくださってありがとうございます。

障害者の家族と20年近く、更に
福祉職を初めてもうすぐ4年になります。

おっしゃる通り「支援」=「負担」というのが私の考えです。

私は、理想を語る時、現実を直視する目を伴わないと
危険ですらあると思っています。

"地獄への道は善意で舗装されている"

この言葉は今日の福祉にこそ言えることではないかと
日々感じています。

家族会などを通じて決して孤独にならない様
ご自愛ください。

この回答の満足度
  
参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

回答ありがとうございます。
やはり「支援」=「負担」と考える以上、障害者が社会で過ごすのは大変に難しいことですね。

障害者と過ごすこと‥
難しいことです。
確かに負担です。
他人がその「負担」を負いたくはないですものね。

ありがとうございました。

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