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『私を残して帰らないでください。』とか、『帰らないでほしい』を古語でいうと、どんなふうになるのでしょうか。
女性らしい柔らかい言い方で、淡い恋を含んだ、一緒にいてほしいという感じなのですが。

色々調べて考えたのですが、どうしてもわかりません。

古語や古典に詳しい方。どうか教えてください!

よろしくお願いいたします。

  • 質問者:朧なりせば
  • 質問日時:2008-10-09 04:25:36
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かたはらさびし  だと思います。

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源氏物語にも出てくる表現ですね。

ご回答いただき、ありがとうございました^^

・せめて月のかたぶく迄・・・まだ夜も早いから帰らないで
・朝ぼらけのうらめしき・・・もう夜が明けちゃうの、そんなのイヤだわ
・きぬぎぬの文など・・・帰ったあとの恋文なんて・・・(そんなのいらないからもっとそばにいて)

古典口語だと、こんな感じが暗喩っぽくて好きです。
平安くらいだと通い婚が一般的だったんで、男女が合うのは夜、
あったらほとんど必ずHするんで、淡い恋心というのは、合う前の
ことになりますね。字が上手とか、歌が上手いとか、髪がきれいとか
そういう噂を聞きつけて、お目当ての女性に何度も和歌を贈って、
レベルがある程度ね、とおつきの女性たちが認めたら、やっと
和歌を渡してもらって、果たしてそれで返事がくるかどうか・・・
そういう女性主導の恋愛でした。だから、淡い恋心を持っている程度では
実際には会ったことはなくて、噂を聞いてときめいてる程度。
帰らないで、とか言える関係になると、完全に男女の深い仲です。
創作時はそこのところ、時代錯誤しないように上手にやってください。

  • 回答者:匿名希望 (質問から2時間後)
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匿名希望さん、ご回答ありがとうございます。

淡い恋の部分、書き間違えでした^^;
『淡く恋を含んだ』でした。
仕事とか、友人関係で、「帰らないで~!」と言っているわけではないということを言いたかったんです。

平安時代の恋愛は、そうだったんですよね。

平安を舞台の何かを創作しているのではなく、創作物に言葉をつける時、古語だとぴったり合う感じだったので、ここで質問させていただきました^^

ありがとうございました。

「ないにそ」ではないでしょうか。

【な+動詞連用形+そ】=don't do
【いぬ】=去る、帰る
【いに】=「いぬ」の連用形

というわけです。

  • 回答者:respondent (質問から16分後)
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respondentさん、ご回答ありがとうございます。

なるほど。
帰るの古語は『いぬ』なんですね。
逆引きの辞書を持っていないので、助かりました^^
帰らないだと、そういういい方になるんですね。

ありがとうございました。

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