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商売を営まれている方にはなじみの招き猫のルーツをご存知の方、教えていただけますか。

ずば抜けた美貌と才気で権勢を誇っていた吉原の三浦屋 薄雲太勇(うすぐもだゆう)は
1匹の三毛猫をとても可愛がっていた。花魁道中の際にも禿(かむろ)の少女に
猫を抱かせて同行させたし、お客に呼ばれた座敷にも連れて行った。

可愛がり方が常軌を逸していたのか、売れっ子の薄雲に対するやっかみもあったか
誰とはなしに「薄雲は猫に魅入られた」という噂が立つ。事実、猫は薄雲のそばを
片時も離れようとはしなかった。

三浦屋の主人は悪い評判でお客が寄り付かなくなることを恐れて薄雲に意見し、
薄雲も気味悪く思って猫を遠ざける。

それでも猫は後を追い、厠に立った彼女の裾にまとわりつく。
見かねた主人が脇差を抜いて斬り付けると猫の首がすっ飛んで
薄雲を狙っていた大蛇に食い付きこれを退治した。

薄雲は自分を救ってくれた愛猫の死を悼み、懇ろに弔う。
悲しみにくれる薄雲を慰めようと
なじみの豪商が高価な伽羅木で猫の姿を彫って贈った。

後にこの猫を真似た人形が浅草の歳の市で売り出され人気を集めた。
これが招き猫の起こりという。(「招き猫の宮」より)

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招き猫のルーツは、江戸時代といわれていますが、実は「両手上げ招き猫」は平安時代に存在していたことが史実に残されています。 ... 「猫が顔を洗う時、その手が耳より上がれば客が来る」といった中国の故事が融合して、今日の招き猫の形態ができたのだそうです。 明確にはルーツはいろいろあるようですね。

  • 回答者:ru-tu (質問から56分後)
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いろいろ説があるらしいのですが・・・
豪徳寺(東京)が発祥の地とする説がある。
江戸時代に彦根藩第二代藩主・井伊直孝が鷹狩りの帰りに豪徳寺の前を通りかかった
とき、この寺の和尚の飼い猫が門前で手招きするような仕草をしていた。

直孝は寺に立ち寄り休息していると雷雨がはじました。
雨に降られずにすんだことを喜んだ直孝は、後日荒れていた豪徳寺を建て直すために多額の寄進をし、豪徳寺は盛り返したという。
後世に境内に招猫堂がたてられ、猫が片手をあげている姿をかたどったまねき猫がつくられるようになったという説が有力です。

  • 回答者:匿名希望 (質問から39分後)
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